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実際の症例とその治療前後をご紹介いたします。
様々なケースがありますので、随時更新しております。

治療例2(デーモンシステム)

2011年12月26日更新

初診時年齢14才5ヶ月、著しい下顎の狭窄と過蓋咬合を伴う上顎前突の症例です。デーモンシステムにより歯列の著しい拡大効果が得られましたので、ご確認下さい。

1) 初診時

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他院の矯正医により、下顎の外科的拡大治療が必要の難症例との診断を受け、当院を紹介されて来られました。

下顎の大きさは基底骨レベルでは問題なく、狭窄は歯槽骨レベルで起こっているものと診断し、外科手術は必要なく、デーモンシステムによる拡大のみで改善可能と判断しました。

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上顎前突の改善には、上顎のみ2本の抜歯が必要と判断しました。通常は左右第一小臼歯の抜歯となりますが、上顎右側中切歯の歯根が破折しておりましたので、この歯を抜歯することにしました(左図のレントゲン:骨内で歯根破折)。もう一本は、上顎左側の第一小臼歯の抜歯をしました。





2) 治療途中

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上顎前歯を抜くという選択で、患者さんにとって一番心配なのは、歯抜けの状態が目立つのではという問題でしょう。これを解決するためには、抜歯後すぐに仮歯を装着します。ただし、仮歯がずっと存在すると歯の移動にとって邪魔になりますので、仮歯を削りながら、隣接歯を移動してゆきます。

この時点で、下顎歯列が大変よく拡大されているのが見て取れます。通常のエッジワイズ装置で、このような拡大は期待できません。デーモンシステムの本領が発揮された結果です。

3) 動的治療終了時

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動的治療期間は2年8ヶ月です。デーモンシステムによる治療期間としては長めですが、通法通りでない抜歯部位の選択や、下顎の著しい歯列狭窄の改善を考慮すれば、3年以上かかっても仕方が無い症例だと思います。

抜歯部位も完全に閉鎖されましたし、上顎前突も改善しました。上顎前歯を抜いたとは分からない仕上げになっていると思います。

4)お母様より頂いた感想

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文責:柴口竜也
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